「長い散歩」作品紹介



登場人物

緒形拳(安田松太郎)
1937年7月20日東京都出身。高校卒業後新国劇に入団。60年『遠い一つの道』でデビュー。65年NHK大河ドラマ「太閤記」の主役に抜擢され一躍脚光をあびる。68年に新国劇を退団後、TV、映画、舞台と現在まで精力的に活躍。『鬼畜』(78)、今村昌平監督作、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『楢山節考』(83)、『火宅の人』(86)では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。最新作として木村拓哉主演の『武士の一分』(06)に出演、日本に欠かせない名俳優として高い評価を得ている。
高岡早紀(横山真由美)
1972年12月3日神奈川県出身。90年に出演した『バタアシ金魚』で本格的に女優としての道を歩み始める。『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94)では、主役のお岩を体当たりで演じ、ブルーリボン賞主演女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。ほかにも村上龍監督作『KYOKO』(96)などがある。「ストーカー 逃げきれぬ愛」(97)や「大奥 〜華の乱〜」(05)などTVでも活躍。近作は、本作にも出演しているマキノ雅彦(津川雅彦)監督作『寝ずの番』(06)。
杉浦花菜(横山幸(サチ))
2000年2月3日愛知県出身。東京と愛知県でオーディションを行い、多くの候補者の中から選ばれた天才子役。通常、役と実年齢の子役では幼く見えすぎるので6歳〜7歳の子供を探していたが、偶然紛れ込んだ当時5歳の杉浦花菜を見るなり満場一致で幸役が決定し、本作で映画デビューとなった。ほかにも舞台や、ヤマザキ「ダブルソフト」のTV-CMに起用されるなど注目を集めている。
松田翔太(ワタル:旅の青年)
1985年9月10日東京都出身。松田優作と松田美由紀の次男、兄に松田龍平。イギリス留学経験を持つ。05年スペシャルドラマ「ヤンキー母校に帰る〜不良少年の夢〜」でデビュー。「花より男子」(05)で注目を集める。他に、『陽気なギャングが地球を回す』(06)など。現在TVドラマ「レガッタ」(06)出演など若手実力派俳優として、今後の活躍が期待されている。
木内みどり(安田節子)
1950年9月25日愛知県出身。テレビ小説「安ベェの海」(69)で女優デビュー。その後、三島由紀夫原作『潮騒』(71)、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した『死の棘』(90)など、幅広い役柄で映画やTV、舞台で活躍している。近作としてはベストセラーのドラマ化「センセイの鞄」(03/WOWOW)、『世界の中心で、愛を叫ぶ』(04)、『三年身籠る』(06)など話題作に出演している。
原田貴和子(安田亜希子)
5月21日長崎県出身。86年、大林宣彦監督作『彼のオートバイ、彼女の島』でデビュー。大阪映画祭主演女優賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。その後も妹原田知世と共演した『私をスキーに連れてって』(87)、鈴木清順監督らのオムニバス『結婚』(93)などに出演。最近はNHK特集ドラマ「父に奏でるメロディ」(06)や、NHK「テレビ絵本」(06)のナレーションなど幅広く活躍している。
大橋智和(水口浩司:真由美の情夫)
1977年11月29日福岡県出身。97年、ロックバンド“HAIR CUTS”結成。「Baby blue」でデビュー。現在は“GOLD77”として音楽活動を続けながら、TVドラマやCMなどで俳優としても活躍。KIRIN「お茶のチューハイ」TV-CM、TVドラマ「サプリ」(06)レギュラー出演。ほかにも映画『手紙』(06秋公開予定)がある。
山田昌(アパートの管理人)
1930年5月12日愛知県出身。49年、名古屋放送劇団入団。81年、銀河テレビ小説「祈願満願」や「名古屋嫁入物語」シリーズ10作に主演。以来、“名古屋弁女優”として親しまれ、テレビドラマ、映画、舞台で活躍。また、夫である俳優、天野鎮雄氏と共に劇団「劇座」を主宰する。主な映画出演作に今村昌平監督作『黒い雨』(89)、『カンゾー先生』(98) など。
津川雅彦(医師)
1940年1月2日京都府出身。石原裕次郎共演『狂った果実』(56)で映画本格デビュー、美少年俳優として人気を博す。その後『マノン』(81)ではブルーリボン賞助演男優賞受賞、ほかにも『マルサの女』(87)、『スーパーの女』(96)など存在感のある演技で活躍している。『プライド  運命の瞬間』(98)では東條英機役を演じ、日本アカデミー賞主演男優賞。06年はマキノ雅彦として『寝ずの番』初監督。
奥田瑛二(監督/刑事)
1950年愛知県出身。藤田敏八監督作『もっとしなやかに もっとしたたかに』(79)に主演デビュー。『海と毒薬』(86)では毎日映画コンクール主演男優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞、『千利休 本覺坊遺文』(89)ではヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞など国際的に活躍している。その他『棒の哀しみ』(94)ではブルーリボン賞など9つの主要映画祭で主演男優賞を受賞、演技派俳優としての地位を確立。画家としての才能も生かし、個展も開催している。
監督としては『少女〜an adolescent』(01)でデビュー。ヴェネチア国際映画祭批評家連盟週間での大反響で世界各国に注目され、パリ映画祭、AFI映画祭でグランプリを受賞。松坂慶子主演の話題作『るにん』(06)でもアメリカのthe Method Fest映画祭最優秀作品賞受賞と、国内外の映画賞を多数受賞している。






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