「長い散歩」作品紹介



東濃見聞録スタッフが11月4日刑事役として参加

11月14日笠原公民館で映画「長い散歩」のエキストラの仕事に行きました。
東濃見聞録(プラネット)では僕だけの出演で緊張と不安、見聞録スタッフの無言のプレッシャーに負けそうになりながらも11月14日ロケ地笠原公民館にいきました。警察官という当初の予定が刑事になり自前のスーツでの現場になりました。二度と着る事がない警官制服というコスチュームだったので残念。公民館に入るとスーツを着た人が約20人程。この人たちもエキストラなのか?!とどこかの会社の面接に来たかと思わせるような感覚になりながらもロビーで待機してました。この日は見聞録のスタッフ2人も同行しており、時折エキストラの人たちを撮ったりして待ってる時間は長かったですが苦ではなかったです。

少したってから映画関係者っぽい女性スタッフが何かを探すように見てました。そして何人か選び三階の個室に行く指示を…。女性スタッフが最後に僕を見て「あなたもさっきの人たちと一緒に行って下さい」と指示が!!「え!?なに」と思いながら見聞録スタッフとしゃべっているとどうやら髪を切るらしい!!たしかに女性スタッフが選んでいた人は髪が長い人が目立っていた。しかし僕はこの日の為に(ではないが)ばっさり髪を切って望んでいたのだ。

しかし女性スタッフに指示を受け三階に行く事に…。ふと後ろを振り返ると見聞録スタッフ二人が笑っていた。あの笑いはなんなんだと思いながら今なら帰れるかな??と思いながらも渋々三階のメイク室のような部屋に…。
どうやら刑事役(※エキストラ)にふさわしい髪かメイクさんにチェックをしてもらうようで、髪が茶色だと黒いスプレーで髪を黒くしたりバリカンでばっさり!されてた人(※エキストラ)も…

そして最後に僕の番がきてメイクさんが僕の髪を見て「後ろだけ少し切ってもいい?」と。
「ばっさりいきますか???」と僕。
「首の産毛のところだけであとはいいよ」
「あとはセットしてなんとかなりますよね?」と僕。
おお〜助かった!!と少しホッとしました。とても感じのいいメイクさんでした。

カットも終わり一階ロビーに戻ると見聞録スタッフ二人が”あれ全然変わってないじゃん”と思われるような顔をしてる…なにかとても期待していたようだ。

そしてロビーで待っていると奥田監督の奥さんの安藤和津さんが僕達の前を通り過ぎた。これは取材のチャンスと思い、見聞録スタッフKさんが思いきって安藤さんに取材のお願いを…なんと安藤さんはすぐにOKと!この模様は安藤和津さんインタビューで掲載しています!とてもすばらしいセレブな方という印象を僕は受けました。

安藤さんへの即席インタビューをロビーの片隅でやっていると待機していたエキストラのみなさんが今から撮影に入るらしく、現場の三階の撮影場所に移動し始めて僕も安藤さんのインタビューの途中だったが(もう少し話を聞きたかったなあ〜)遅れて撮影場所に…撮影内容はここではお話できないが、生まれて初めての撮影現場。

スタッフ達が約20人ぐらいで照明やカメラのチェック、打ち合わせなどテレビなどでしか見た事がないような光景がすぐ間近で行われていて、とても圧巻でした。すこし時間が経ってから奥田監督が現場に現れ、エキストラの僕達に今日はお願いしますと一礼。とても礼儀正しくてエキストラの人が一言だけ台詞があるシーンを撮る時は、すごく丁寧に教えていました。初めての経験なだけに緊張しているのをわかっているのか時折エキストラの人を和ませてくれたり、奥田監督という人はとても気配り上手で優しい人だと思いました。

撮影に入ると奥田監督、スタッフの人たちのピリピリとした重い空気そこにいた人間にしか味わえない体験でした。
撮影は3カットで夜も遅かったのですが、何回も何回も撮り直しやテストなどで約2時間半もかかってしまい、奥田監督の撮影に対する気持ち妥協を許さない事などわかりました。

撮影が終わり見聞録スタッフが奥田監督に写真撮影をお願いしましたが、心よく快諾してくれてとても感謝でした。
多治見でこのような撮影がありエキストラで出演できて貴重な体験が出来ました。

映画が完成されてこの映画を観るときもまた今までにない感じで観ると思います。さて僕は映っているのでしょうか???






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